ザトシ:いや~助かった。サンキュー。
正男:それはいいが・・・何か足りない。あっ、まさか!!!
正男の表情が突如凍りつく。そこに沙紀がやってきた。
沙紀:正男!!啓祐がいないわ!!
正男:やっぱり。くそっ!あいつは何処に行ったんだ?
ザトシ:最初このビルに俺と啓祐で入ったんだが、その後離れ離れになって・・。
正男:なんてこった。とりあえず外に行く途中で探そう。
ビルの外に出た3人。すると彼らの前に手紙が落ちてきた。
沙紀:なにこれ?ふんふんふんってうそっ!!
ザトシ:どうした?まさか啓祐は・・さらわれたとか!
正男:どうやらそのまさかのようだ。畜生!!
うなだれる3人。なぜこんなことに・・。
ザトシ:きっと犯人は、俺たちが簡単に来られないところに啓祐をさらったはず。
沙紀:そのルートは・・・。
3人の目が地面にとめる。
ザトシ:そうか!下水道だ。そこから潜って探しに逝こう!
正男:よしっ。ザトシ、出番だ。
ザトシ:任せとけ!!