グラーダを相手に奮戦する沙希。そこにザトシも駆け付けた。
ザトシ:助けに来たぞ、沙希!
二人は同時に発砲した。弾丸がグラーダの体を貫く。
グラーダ:ぎしゃぁぁぁぁぁ!!!!
グラーダは突如真上に大ジャンプし、急降下してきた。
地面に大穴があいた瞬間、大地震が発生!!
正男:おい!!大丈夫か!!
エージェントたちのまわりで、ケーブルタウンが急速に崩壊していく。
啓祐:わぁ!みんなごめん、僕のせいでこんな・・。
ザトシ:気にするな。沙希、出口を探せ!!
急いでここから・・・しまった!!出口はなかったんだ!!
正男:ここにはペトモンはいないはず。しかし、今ペトモンはここで暴走している。
つまり、何者かがここにきてペトモンを放り込み、別のルートで地上に出たはずだ。
沙希:でも、ここには出入り口は一つしかないのよ。しかも壊れてしまったし。
正男:それがな、沙希。本部の新情報によるともう一箇所出口があるらしい。そこへ向かえばきっと・・・。
ザトシ:正男、状況分析は後回しだ。あれ?グラーダは?
いつのまにかグラーダの姿がない。逆にペトモンの数が増え始めた。
また地震がおき、地盤が崩れる。
正男:力を合わせてここから出るぞ!!準備はいいな!
全員:おぅ!!